あの日、あの味。

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今日の、ふたり弁

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◆ココママ栗ご飯(私)
◆白ごはん+実家製ゆかり(オイラ君)
◆玉こん煮
◆玉子焼き
◆カリ-・ヴルスト
◆お惣菜コロッケ
◆丸小茄子の塩麹漬け
◆茗荷の甘酢漬け


おべんとごはんは
白いのがいいれす( ̄∀ ̄)
とのリクエストにより
オイラ君は
普通の白いゴハン

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栗ご飯は昨夜
炊きたてをいっぱい食べたしね♬


私は
ママの栗ご飯♡

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数年前
一度だけ
私も
栗ご飯を炊いたことがあったけど
包丁で栗の皮を剥く大変さに
ほんっと~~に凝り果てて
もう私はムリ~!と
諦めました(笑)


でも食べるのは大好きさ

ママ
ありがとっ!w




昆布と「スルメ」が
お出汁の決め手
玉こん煮

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これは出来たてよりも
次の日が
断然 美味しい

これもママが煮てくれた(笑)



そして
秋一番のお楽しみ

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ココママ特製
無花果の甘露煮
今年も
大きな入れ物に
みーっちり詰めてもらいました



うーんと昔
一時的ではあったけど
摂食障害で
味覚を失い
なーんにも食べられなくなったことがありました


少しの間
実家で暮らすことにしてからも
気力も体力も
どこかに忘れてきたような状態で

でも

そんなときでも
なんとか食べられたのが
毎年ママが作っていた
この、無花果の甘露煮でした


香りと甘さ

あ。

わかる。

オイシイ…


そこから
いろんな事が回りはじめて

気持ちがほどけて

少しずつ
味覚も
私自身の人生も
取り戻していきました


ママの、甘露煮…



それから数年後

オイラ君のことを
初めて両親に打ち明けたとき
父は激怒


あんなに叱られたのは
生まれて初めてでした


あぁ…
もう二度と
実家の敷居を跨ぐことは
許されないのかもしれないなぁ


そう思いながらも

あきらめられなかった
「オイラ君」のこと



同じ学区内
クルマで3分の距離にある実家が
どこよりも遠く思えた
あの時期

ママが
父がお風呂に入っているとき
こっそり電話をくれました



甘露煮、あるよ



翌日の仕事帰りに
受け取りに行くと
ママは
小さな手提げ袋を持って
玄関の前で待っていました


母の
泣きそうな笑顔を見たとき

あぁ…
私はもう
この家に入れないんだ…

リコンするより
恋をするほうが
親不孝だったなんて
知らなかった


でも
つとめて明るい笑顔で
馬鹿な娘の顔で
ありがとう、と言い

ずっしり重い紙袋を受け取って
またすぐにクルマに乗り
じゃあね、と手を振り
走り始めました



そして
いつものように
ルームミラーを見ると

いつまでも見送りながら
小さく小さくなっていく
母の姿が映っていました


最初の角を曲がった瞬間
声をあげて泣きながら
帰ったことを思い出します



それでも
やっぱり

あきらめることは
できなかった


ごめんなさい

頑固なのは
父譲り


その年の甘露煮は
食べるたびに涙がこぼれて

おいしいのに
たいへんでした



さらに数年後
あれやこれやを飛び越えて
オイラ君が
冥王星に来ちゃってからは


ゥフフ(*´ー`*)

もうご存知ですね




無花果の甘露煮は
今でも
この世で一番
美味しくて
ありがたい

私の母の味なのです







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9月21日

黒猫ぺっちゃん
空へ旅立った日








# by f15eagle_coco | 2017-09-21 10:51 | 平日ふたり弁。 | Comments(17)

海っぱたの、どこからも遠い街『冥王星』に暮らす私【ココ】と、彼【オイラ君】、そして三つ子の猫姉妹。日々の小さなアレやコレやを、ちらりほらり記しています。


by ココ